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【新サービス】

CSK-Netとアスキー、女性限定の無料プロバイダーサービスを開始

■URL
http://www.shes.net/

 CSKネットワークシステムズ株式会社(CSK-Net)と株式会社アスキーは、女性限定の無料プロバイダーサービス「Shes.net」を11月4日から開始した。主に、CSK-Netはプロバイダー業務を、アスキーは女性向けコンテンツの提供を行なう。Web上で入会申し込みが可能で、「登録確認通知」は郵送で届けられる。仮に男性が「なりすまし」行為で申し込んだとしても、登録通知が届かないしくみだ。

 Shes.netでは、インターネット接続可能な時間帯が、午前6時から午後10時までに限定されているほか、個人情報の登録やアンケートへの協力、また、ユーザー個人別にカスタマイズされたポータルサイト「My Page」への定期的なアクセスなど、無料でサービスを利用するにはいくつかの条件をクリアする必要がある。My Pageには、協賛企業による広告が掲載される予定だ。なお、アクセスポイントは、全国28カ所。

 また、会員に対しては、従来からアスキーが提供している女性向けコンテンツサービスを強化して提供する。内容は、各企業から提供される試供品や新製品をプレゼントする「Shes'Choice」、パソコン情報の「Shes'PC Avenue」、オンラインショッピング情報の「Shes'お買い物 Factory」など。

 なお、アスキーは、過去に無料のプロバイダーサービス「アスキー・インターネットフリーウェイ(AIF)」を提供していたが、'97年末にサービスを停止している(本誌'97年10月30日号参照)。今回のサービスについて、CSK-Netでは「AIFとは(ECを絡めるなど)事業構造が違う。途中で止めることはない」としている。

 無料のプロバイダーサービスについては、ライブドア社が11月下旬のサービス開始を発表している(本誌10月27日号参照)。過去にハイパーネット社の破産など、1度はもうダメだとされた「広告収入によるプロバイダー運営」モデルだが、2000年を前にどのような展開を見せるか注目だ。

('99/11/4)

[Reported by okiyama@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp