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米America Online(AOL)は18日、AOLサービス上で提供する全ゲームに、米Entertainment Software Rating Board (ESRB)によるレーティングを採用すると発表した。同社はまた、業界他社と協力し、インターネット上のゲームにおけるレーティング・システムの普及を図っていく。
ESRBは、Interactive Digital Software Association(IDSA)が1994年9月に設立した、独立系の格付け機関。ビデオやゲームなどのコンテンツを格付けしている。ESRBのレーティングでは、内容に応じて「幼児向け」「一般向け」「十代向け」「成人のみ」などに格付けされる。
AOLでは、全てのオンラインゲームにESRBの格付けを表示するほか、AOL.COMでゲームを販売するeToysとBeyond.comが、販売するゲームに格付けを表示する。「成人のみ」に格付けされたゲームや格付けのないゲームは、オンラインおよび販売サイトで提供されない。
AOLと提携会社は、これらを2000年3月1日までに完了する見込み。また、AOLとESRBは今後、オンラインゲームやデモ、シェアウェアなどを扱うサイトに、レーティング・システムの導入を働きかける対策委員会を設置する予定。
('99/11/19)
[Reported by Hiroyuki Et-OH / yuy@ibm.net]