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■URL
http://www.corporate-ir.net/ireye/ir_site.zhtml?ticker=qcom&script=410&layout=9&item_id=64413
http://www.eudora.com/survey/beta_survey.html
米QUALCOMMは9日、MacintoshとWindows用の電子メールソフトの新版「Eudora 4.3」を発表した。新版では、1つの製品でPro版の「Paid mode」とLight版の「Light mode」を選択できるほか、広告を表示する代わりにPro版のフル機能を無料で使える「Sponsored mode」が用意される。現在、プレビューβ版が25万人に限定でダウンロード提供されており、最終版は2000年第1四半期にリリースされる予定。ただし、英語版のプレビューβ版では、日本語の表示に問題がある。
Sponsored modeを選択すると、電子メールのウィンドウと重ならないように別のウィンドウが開き、そこに広告が表示される。無料ダウンロード版では、このモードでインストールされる。
Paid modeを選択すると、決済手続きへと案内される。この手続きが完了すると、広告を表示することなしに、Eudoraのフル機能を使えるようになる。オンライン販売の他、パッケージ版を望むユーザー向けに、小売店での販売を行なう予定。予定価格は49.95ドルで、米国・カナダのユーザーには10ドル以下のキャッシュバックを行なう予定。
Light modeは、現在無料で配布されているEudora Lightのアップグレードとなる。Sponsored modeまたはPaid modeに比べて機能が限定されるが、広告を表示することなしに無料で使用することができる。
Macintosh版を試してみたところ、新版ではMac OS 9の多くの新機能に対応している。また、これまで、設定やメールを含むEudora Folderがシステムフォルダ直下に置かれていたが、マルチユーザーに対応し、「書類」フォルダ内に置かれるようになった。
(1999/12/13)
[Reported by Hiroyuki Et-OH / Watchers]