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■URL
http://www.havi.org/
日米欧の家電メーカー8社が参加するHAVi推進協会は、AV機器向けの家庭用ネットワーク仕様「HAVi 1.0」の策定を完了し、ライセンス・プログラムを開始すると発表した。
HAViはデジタル接続端子「IEEE 1394」を備えた機器同士をでネットワーク接続するための仕様で、APIのセットとミドルウェアから構成されている。ミドルウェアには、ネットワーク上の機器を自動的に検知する機能や、異なるメーカーの機器同士を相互接続する機能などが備わっている。
HAVi推進協会は、日立製作所や松下電器、シャープ、ソニー、東芝、蘭Royal Philips Electronics、米Thomson Multimedia、独Grundig AGの日米欧8社により、HAVi仕様の推進を目的として'99年11月に設立されている。
今回の共同ライセンス・プログラムでは、HAVi仕様に準拠したハードウェア、ソフトウェア製品を開発する企業に、仕様やロゴなどを含めた、製品に必要な特許をライセンスする。家電メーカーやパソコンメーカー、ソフトウェア会社、半導体製造会社など、様々な業界にライセンスする予定。
HAVi推進協会は、同仕様を推進していくとともに、Sunの「Jini」や、Microsoftの「Universal Plug & Play (UPnP)」など、他の家庭用ネットワーク仕様との相互接続を進めていく方針。
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(2000/1/11)
[Reported by Hiroyuki Et-OH]