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http://www.ac.com/news/newsarchive/1.00/newsarchive_011000.html
米Andersen Consultingは、'99年のホリデーシーズンにオンラインショッピングを利用した人を対象とした調査の結果を発表した。それによると、利用者の88%が途中でショッピングを取りやめ、40%が何らかの問題を経験したと回答。それにもかかわらず、利用者の73%がオンラインショッピングに満足したと回答し、実在店舗での60%、カタログ販売での56%を上回っている。
同調査によると、利用者の96%が今年のホリデーシーズンにもオンラインショッピングを利用すると回答、72%が日常的なショッピングに利用すると回答した。同調査では、インターネット上の小売店は実在店舗やカタログ販売に比べ、価格競争力に優れており品揃えが豊富、簡便で買い物に費やす時間を節約できることなどが明らかとなったとしている。
一方、オンラインショッピングでの問題として、ギフトが品切れ(64%)、期日までに配送されない(40%)、余分に配送料を支払った(38%)、接続又はダウンロードのトラブルを経験した(36%)、受注確約書を受け取っていない(28%)、などのトラブルが報告された。
Andersen Consulting PartnerのSteve Johnson氏は「オンラインショッピングには欠点があるものの、インターネット利用者は好んで利用している。しかし、トラブルを経験した利用者の35%は他のサイトへと移っており、長期的に見てオンライン小売り業者はインフラ上の問題を解決する必要がある」と進言している。
(2000/1/11)
[Reported by Hiroyuki Et-OH]