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【オンライントレード】

オリエント貿易、外国為替のオンライントレードを開始

■URL
http://orient-trade.co.jp/yumehikou/

 商品先物取引を手掛けるオリエント貿易は、今月31日からインターネットを利用した個人向け外国為替取引「夢飛行」を業界で初めて開始する。

 取扱通貨は米ドル-日本円で、注文は日・祝日を含む24時間受け付ける。ブラウザー上にトレーディング画面を表示させておくだけで、スポットレートや照会などをリアルタイムでみることができるほか、時事通信社のヘッドラインニュースや、豊富なバリュエーション指標が使えるチャート、売買シミュレーションなどのサービスも無料で提供される。

 株式など取引所商品とは異なり、外国為替取引は顧客と業者との相対売買取引となる。通貨の売買の予約、つまり将来の特定の日における通貨の交換レートを決める取引で、その約定日(決済日)になってはじめて通貨の交換・決済が行なわれる。業者は、顧客からの注文を担保とするため、保証金として一定の証拠金を顧客から預託してもらう。夢飛行の場合、最低売買単位1枚(1万ドル)で証拠金は10万円。取引手数料は、1~4枚が4,000円(1ドルあたり0.40円)、5~9枚が3,500円(同0.35円)、10~49枚が2,500円(同0.25円)、50~99枚が2,000円(同0.20円)、100枚以上が1,200円(同0.12円)となっている。3月末まではキャンペーンとして10枚以上の取引について最大40%割引する。

 取引を開始するには、まず取引に関する必要事項が記載された「外国為替取引約諾書」と、氏名や連絡先などを記載する「通知書」、「本人確認書」、「インターネット取引口座開設申込書」を提出する。そのあと、先に述べた証拠金を振り込むと、ユーザーID、パスワードが送られてきて取引開始可能となる。

 外国為替取引は、ヘッジ(将来の価格変動リスクを回避するため取引手法の総称)の手段として確かに有効だが、実際に取引するには、先行きの価格や経済動向を予測する能力のほか、商品や取引の仕組みなどについて高度な専門知識が要求されるため、これらを十分に熟知した上でなければ難しい。

(2000/1/18)

[Reported by betsui@impress.co.jp]


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