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■URL
http://www.tomen.co.jp/release/text.htm
株式会社トーメン、株式会社NTTデータら7社は、CATV網を利用したアプリケーション・サービス・プロバイダー(ASP)サービスの実証実験を2月から開始する。実験は、一般家庭を対象としたもので、埼玉県所沢市周辺地域で行なわれる。実験終了後は、8月からの試験的商用サービスを見込んでいる。
実験に参加するのは、上記企業のほか、カシオ計算機株式会社、株式会社シティケーブルネット、第二電電(DDI)、凸版印刷株式会社、船井電機株式会社の計7社。これらの企業は、トーメンを幹事会社として「所沢ASP情報ネットワークモデル事業プロジェクトコンソーシアム」を形成し実験にあたる。
実験では、シティケーブルネット社のCATV網を利用して、アプリケーションやコンテンツを提供する。実験開始の2月にシティケーブルネットの顧客から50名のモニターを選出し、一般のテレビでインターネットを利用できるセット・トップ・ボックス(STB)を無料で貸し出す。また、CATV網にPHS網を接続し、モバイル端末などでアプリケーションを受信できるサービスも同時に開始する。
なお、それぞれの会社の役割は、NTTデータとトーメンがサーバーの構築/運営管理、船井電機がSTBの提供、カシオがモバイル端末の提供、凸版印刷がコンテンツの提供、DDIがPHS網の提供となっている。
実験で配信される内容は、当初地図情報などのコンテンツで、アプリケーションは随時追加していくとのこと。同コンソーシアムでは、サービスメニューを拡充させるとともに、他のCATV局に対するASPサービスの提供なども構想している。
(2000/1/20)
[Reported by okiyama@impress.co.jp]