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【新サイト】

バナーズ・ネットワーク、広告閲覧でポイントが貯まるポータルサイトを開設

■URL
http://www.banners-net.com/

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 バナーズ・ネットワークが25日、顧客インセンティブ型のWeb広告を利用した会員制ポータルサイト「banners-net.com」を4月1日から開始すると発表した。同社には、光通信が約15%出資しており昨年12月13日に設立。

 このサイトは、バナー広告を閲覧した会員に対し商品と交換できるポイントなどインセンティブを還元することにより広告閲覧率を高めるもの。コンテンツは、「バナー広告ページ」、「ショッピングモール」、「ゲーム」、チャットなどが行なえる「コミュニティー」、ニュースや天気、占いなどが掲載された「マイページ」となっている。貯まったポイントは、同ショッピングモールやゲームで利用できるほか、デビットカードとして使用できるバナーズネット・オリジナルカードに現金として貯め、カード加盟店で使うことも可能。提携カードの詳細はまだ非公開となっている。

 閲覧するには、まず名前や住所、Eメールアドレスを入力したあと、興味のある事項についてアンケートに答え会員登録しなければならない。登録後は、各会員の趣味に合わせた情報・広告だけが配信されるカスタマイズされたトップページが表示される。会員認証にはCookieを使いパスワード入力などは省かれる。

 会員がバナー広告をクリックすると、最低3ウィンドウの広告画面を開くことになり、ここに広告主はより詳細な情報を表示させることができる。そして、この画面のアンケートに会員が答えた時点ではじめてインセンティブが発生する。同じ会員が同じバナーを何回クリックしても1回とみなされるシステムになっているので、多重クリックによる広告料金の重複課金も防ぐことができる。会員のポイント還元は、アンケート項目が多いほど高い設定。

 会員登録の募集は3月1日から開始する。ユーザー獲得数は、本年4月に20万人、7月に50万人、10月に100万人を目指す。

 なお、このようなインセンティブ型広告の既存サイトとしてはマック開発株式会社が提供しているCMサイトなどがある。

(2000/1/25)

[Reported by betsui@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp