ストリーミング配信のインフラを提供する株式会社Jストリームは、従来のRealSystemでの配信に加え、「Windows Media」と「QuickTime」のストリーム配信にも対応すると発表した。また、同社は、従来のストリーミング配信事業から、ダウンロードサービスも含む総合的なコンテンツ配信サービスに事業を拡大していくという。
Jストリームは、ストリーム配信などによるインターネット放送を支援する会社として'97年に設立された会社。米RealNetworksが出資しているほか、日本法人リアルネットワークス社社長比嘉ジェームス氏が取締役を勤めるなど、Real社との関係は深かった。しかし、今回、そのライバルとも言える、マイクロソフトのWindows Media、アップルのQuickTimeにも対応することになった。
また、同社では、これまでのストリーミング配信に加えダウンロードサービスも開始すると発表した。詳細は明らかにされていないが、音楽や動画のほか、セミナーや教育などビジネス系コンテンツの提供をしていくという。
(2000/1/27)
[Reported by okiyama@impress.co.jp]