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■URL
http://www.vector.co.jp/info/news_release/rel000131.html
ベクターは1月31日、パソコン用ソフトのダウンロード販売事業でソフトバンク・コマースと全面提携し、製品版ソフトの販売を強化していくと発表した。
ベクターは昨年7月より、製品版ソフトをダウンロード販売するサービス「プロレジ」を展開している。しかし、扱っているソフトは200社／300タイトルと、個人作者のフリーソフトなどを集めた「ライブラリ」（4万8,000タイトル収録）や、同じく個人作者のシェアウェアの販売仲介を行なう「シェアレジ」（5,000タイトル収録）に比べて規模はかなり小さい。そこで今回、ソフト流通最大手のソフトバンク・コマースに製品版ソフトの仕入れ業務を委任することでプロレジの商品を拡充、売上の増加を図ることにした。一方、ソフトバンク・コマースは、ベクターの持つノウハウを利用することで、今後市場が拡大すると予想されるパソコン用ソフトのダウンロード販売で販路の確立を目指す。
なお、ベクターは今回の提携に合わせ、ソフトバンク・コマースを割当先とした第三者割当増資を実施した。ソフトバンク・コマースは、46％の株式を保有するベクターの筆頭株主となっている。
(2000/1/31)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]