■URL
http://www.fujixerox.co.jp/
http://www.microsoft.com/japan/
富士ゼロックスは1日、B to B(企業間)の電子商取引分野でマイクロソフトと協業すると発表した。
富士ゼロックスはB to Cの電子商取引の分野で、コンテンツを製本して届ける「BookPark」や電子コンテンツ販売の「まんがの国」を提供しているが、今回の協業で総合的なB to B電子流通チャンネル「x-plaza(クロスプラザ)」を立ち上げる。運営などは富士ゼロックスが行ない、技術支援やサポートをマイクロソフトが手掛ける。
「x-plaza」の第1弾として、オフィスで使用するさまざまな物品を調達する企業と供給する企業とをインターネットを介して取引できる「オフィス・サプライ・マーケット・プレイス」を4月から開始する。サービス開始にあたり、供給企業としてソフトバンク・コマース、コンパック・コンピュータなど数社と提携し、10万点の品数をそろえる。もちろん、富士ゼロックスの小型プリンターや消耗品なども取り扱う。
現在、このサービスを16社がテストユーザーとして利用しているが、4月の本格開始以降、年内に100社のユーザー獲得を目標にしている。
また、両社は「x-plaza」サービスのメニューをシステムパッケージ化し、企業に外販することも考えている。セミナーの開催やコンサルティング、マーケティング活動なども協力して行なっていくかまえ。
(2000/2/1)
[Reported by betsui@impress.co.jp]