昨年1年間に検挙された“ネットワーク犯罪”は247件に達したことが警察庁のまとめで明らかになった。'98年の116件に対し、2倍以上の急増となっている。
警察庁が3日まとめた「平成11年中のハイテク犯罪の検挙状況」によると、ネットワーク犯罪の内訳は、「わいせつ物頒布等」が147件、「詐欺」が23件、「著作権法違反」が21件、「名誉棄損」が12件、「児童ポルノ違反」が9件、「その他」が35件。インターネットの急速な普及にともない、薬事法違反、脅迫、売春防止法違反、競馬法違反などと犯罪の種類が多様化しているほか、他人名義でプロバイダーを契約するなどの“なりすまし”が多発しているという。
(2000/2/7)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]