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■URL
http://www.bizvalley.ne.jp/
オンライン教育サービスのスマートリンクは、新たにネットワーク技術者養成スクール「BizValley」(ビズバレー）を開校すると発表した。
「BizValley」は今年4月より東京都千代田区に開校するもので、まずネットワークプロフェッショナル養成コースを開始し、7月にe-business総合コース、10月にCIW試験対策コースと、順次コースを追加する予定だ。受講者はCD-ROM教材とインターネットを利用した在宅学習の「インターネット・ラーニング」と、実際に登校して実習を行なう「ラボトレーニング」の2種類の授業を受ける。1コースの標準学習時間はインターネット・ラーニングが約100時間、ラボ・トレーニングが約20時間となり、これを約半年で学んでいく。ラボ・トレーニングは夜間・土曜日など自分の好きな時間帯で受講でき、オンラインからの予約も可能だ。また学習の遅れや問題を、講師がカウンセリングするなどのサポート体制も備えている。金額はネットワーク・プロフェッショナル養成コースで35万円を予定している。
カリキュラムの作成はIT関連企業の研修で知られる日本研修サービス（JES)が担当し、コース終了時にはJESの資格認定を受けることもできる（試験が必要）。またパソナなどと提携し、コース修了者の就職支援も積極的に行なっていくという。募集人員は初年度1000名を見込んでおり、ネットワーク技術を持たない現役SEやPG、キャリアアップ志向者などを主な対象としている。
現在ネットワーク技術者の不足が世界的な問題となりつつある。同スクールのアドバイザーである稲富滋氏（日本IBM エンタープライズ・ウェブマネジメント担当）は「大規模なウェブビジネスを立ち上げる時に、集まってくる技術者の顔ぶれが2年経っても変わらない」と、ネットワーク技術者の不足が蔓延する状況を指摘。また同スーパーバイザーの会津泉氏（アジアネットワーク研究所代表）も、「現場の技術と経営の両方を理解するネットワークマネージャーの不足はアジア全体のe-businessの発展を妨げている」と述べた。こうした状況のなか、技術者不足を解消し、オンライントレーニング市場を拡大させることがスクールの狙いという。
(2000/2/9)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]