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http://www.ksd.co.jp/news_r/2000/arcstar.html
NTT国際通信株式会社(NTT-WT)、川鉄情報システム株式会社、米国スターリングコマース社は、日本及びアジア地域での、企業間の電子商取引事業「Arcstar E-Community Business Solutions(仮称)」を提供することで合意した、と発表した。
このサービスは、商品の受発注や流通、貿易、決済などさまざまなビジネスプロセスを、インターネットを介して実現するためのコミュニティサービス(E-Community)を中心とするもの。このほかにも、IP-VPNなどのネットワークのインフラ整備や運用、取引先の教育や作業代行などを一貫して行なう。
各社の役割分担は、NTT-WTがネットワークサービスを担当し、川崎情報システムはEビジネスシステムインテグレーションとアプリケーション開発する。EDIサーバーパッケージ「GENTRAN:Server」などさまざまなソフトを持つスターコマース社は、ソフト製品群やビジネスノウハウの提供を行なう。まずは、従来のNTT-WTらが持つ顧客の中から、ニーズがフィットする企業へ提供していくという。
当面は3社共同事業として運営するが、1年後をめどに3社で共同出資し、合弁会社を設立する方針。NTT-WTがリーダーシップをとるという。
(2000/2/10)
[Reported by junko@impress.co.jp]