■URL
http://www.com/pr_riaa_agreement.htm
オンライン音楽配信のWWW.COMと米レコード協会 (RIAA)は、WWW.COMが配信する音楽の使用料支払いについて合意したと発表した。これによりWWW.COMがインターネットを介してストリーミング配信する全ての音楽に対して、アーティストとレコード会社に使用料が支払われることになる。
WWW.COMでは、RIAAとの合意により、アーティストやクリエーターなど、著作権者の権利を保護するとしている。また、競合するMP3.comとは極めて対照的であり、MP3.comに対しては「権利のない音楽を配信し、RIAAから提訴されたにもかかわらず運営を続けている」と厳しく非難している。
WWW.COMのScott Purcell社長は「当社はアーチストとレコード会社を支援し、新サービスによる利益を分配していく」とアピール。RIAAのSteve Marks副社長は「レコード会社と音楽コミュニティにとって素晴らしいニュースだ。コンテンツ制作者に使用料を支払うという同社のイニシアティブは、賞賛に値する」と語った。
(2000/2/14)
[Reported by Hiroyuki Et-OH]