■URL
http://www.ergo.co.jp/comicmail/
エルゴソフトは、マンガのキャラクターを使ってメッセージをやり取りできる電子メールソフト「コミックメール」を発表した。現在、Macintosh版の体験版が公開されている。製品版については、Macintosh版を2月18日、Windows版を3月10日に発売する予定。店頭販売に加え、同社サイトでのオンライン販売も行なう。
コミックメールでは、好きなキャラクターを選び、吹き出しにメッセージを入れてやりとりする。体験版には、Macintosh専門誌などでおなじみの藤原鉄頭氏の「K氏」と、後藤ユタカ氏の「電脳奥様」の2つのキャラクターが用意されているだけだが、製品版では22種類のキャラクターが用意されるとのこと。エルゴソフトのサイトからキャラクターをダウンロードして追加することもできる。
体験版では、メールを受信することはできないが、メール送信の機能を試すことができる。メールを作成する場合、上記のキャラクターから選択できるほか、「喜怒哀楽」など7つの表情から表情を選択できる。顔文字の挿入や入力された言葉によって表情を自動的に判別する機能も備わっている。さらに、フキダシの形を変えたり、背景や集中線などの効果を加えることもできる。デジカメやスキャナで取り込んだ画像などを、表情や背景に貼り付けることも可能だ。
ほかには、引用符を使った対話形式のメールにも対応している。相手がコミックメールを使用していれば、相手キャラクターは送信相手が設定したものになっており、吹き出しも左右交互に表示され、対話している雰囲気が表現されるとのこと。
なお、同社では専用ソフト「コミックメールビューア」を無償配布しており、製品版を購入しなくても、これを使用して受信したコミックメールを見ることができる。
(2000/2/15)
[Reported by Hiroyuki Et-OH / Takayuki Masuda]