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■URL
http://www.eudorapresskit.com/pages/2_15_00.htm
http://eudora-survey.qualcomm.com/live/download
米QUALCOMMは15日、Macintosh用とWindows用の電子メールソフトの新バージョン「Eudora 4.3」を公開した。現在公開されているのは英語版だけだが、年内には日本語版などが公開される予定だ。なお、'99年12月に公開されたベータ版は、25万人にダウンロードされたという。
バージョン4.3では、フィルタリング機能の強化によりメッセージ管理やスパムの除去が容易になったこと、検索機能の強化、アドレスの自動入力、複数アカウントのメール管理、自動スペルチェック機能、などの機能を搭載している。
また、新バージョンでは、1つの製品でPro版の「Paid mode」とLight版の「Light mode」を選択できるほか、広告表示によってPro版のフル機能を無料で使える「Sponsored mode」も用意されている。
無料のダウンロード版では、Sponsored modeでインストールされる。このモードでは、受信箱の左下に広告用のウィンドウが開き、そこに広告が表示される。Paid modeを選択すると決済手続きへと案内され、手続きが完了すると、広告の表示なしにフル機能を使えるようになる。また、Light modeでは、上記2つのモードに比べて機能が限定されるが、広告の表示なしに無料で使用することができる。
なお、Macintosh版ではバージョン4.3.1が公開されており、Mac OS 9の多くの新機能に対応している。マルチユーザーに対応し、「Eudora Folder」がシテムフォルダ直下から「書類」フォルダ内に置かれるようになる。また、複数のパスワードを一括管理する「キーチェーン」にも対応した。なお、英語版では日本語の表示に問題がある。
(2000/2/16)
[Reported by Hiroyuki Et-OH / Takayuki Masuda]