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ショッピングモール「楽天市場」を運営する楽天株式会社は、佐川急便株式会社、日本通運株式会社と、インターネット通販の配送システムの構築、発送料金について連携することで合意した、と発表した。3月中旬をめどに開始する。
現在は、受注した注文ごとに出店店舗の担当者が手書きで伝票を起こしているが、新システムが完成すると、出店店舗の注文情報の処理をする「受注管理画面」からボタン一つで運送会社のセンターに「集荷依頼」と「配送伝票処理」の依頼が行なえるようになる。 また、配送料についても「楽天市場特別統一運賃」が用意され、佐川急便と日本通運のサービスに関しては、従来よりも配送地域によっては50%程度安くなるという。出店店舗はすべて、この統一運賃で配送が行なえる。
通信販売を利用する上でネックになる送料の負担を軽減し、さらなる売り上げの増加を見込む。
なお、サービス開始後も、他の運送会社も続けて利用できる。楽天によれば、2,000社を越える出店店舗のうち、まず800社から1,000社が移行し、最終的には全体の85%がサービスを利用するのではないかと見ている。
(2000/2/16)
[Reported by junko@impress.co.jp / ymasa@wizvax.net]