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http://www.nielsen-netratings.com/press_releases/pr_000217.htm
米調査会社Nielsen//NetRatingsは、米国家庭でのインターネット利用に関する調査報告を発表した。調査期間は2月7日から13日までの1週間で、アクセス数の上位25サイト、バナー広告の上位10件および平均利用時間などがまとめられている。
調査結果によると、全体的に人気が高いのはポータルサイト。1位からAOL、Yahoo!、MSN、Excite@Home、Lycos Network、GO Network、AltaVistaの順になっており、上位10位以内に7サイトが入っている。次に人気が高いのはメディアサイトで、10位以内にNBC InternetとTime Warnerが、20位以内にCNETとZDNetが入っている。電子商取引関連では、11位にeBay、12位にAmazonが位置している。
また、男女別だと、女性からのアクセス数第1位は、ダイエットとフィットネスの「eDiets.com」で、訪問者の90%が女性だったという。また、男性からのアクセス数第1位はコンピューター販売の「Pricewatch.com」で、89%が男性だった。バナー広告で最もクリック数が多かったのは、デジモンの公式サイト「Digimon.com」の広告で、クリック率は15.3%。
ユーザーの利用実態については、1週間平均で、アクセス回数は6回、訪問サイト数は6サイト、ページビュー数は210で1接続当たりのページビュー数は35となっている。また、1週間のアクセス時間は3時間5分51秒、1接続当たりのアクセス時間は30分55秒、1ページ当たりの滞在時間は53秒という結果が出ている。同社では、全世界のインターネット人口を1億2400万人と換算しており、その中で1週間に実際に利用したユーザーは5,640万人としている。
(2000/2/21)
[Reported by Hiroyuki Et-OH]