携帯電話やPHSのコンテンツを運営する株式会社サイバードは、米インテルの投資部門であるインテルキャピタルから出資を受けたことを明らかにした。出資額などは未公表。インテルキャピタルが日本の企業に対して投資を明らかにした第一号だ。
サイバードは、NTTドコモのiモードやDDI、DDI-セルラーグループ、ツーカーグループ、IDOが提供する「EZweb/EZaccess」をはじめとして、すべてのキャリアとオフィシャルコンテンツ契約を結んでいるコンテンツプロバイダー。次世代通信方式IMT2000と3rd Generation(3G:第3世代)の携帯端末を視野におき、次世代のコンテンツモデルを構築している。
一方でインテルは、次世代のStrongARMプロセッサーを昨年夏に発表し、次世代の情報家電や携帯端末市場に本格的に参入することを表明している。2001年春に開始予定のIMT2000を控え、インテルの携帯端末市場への動向が注目される。
なお、サイバードは、2000年10月に店頭公開を予定している。
(2000/2/21)
[Reported by junko@impress.co.jp]