オン・ザ・エッヂとイーマーキュリーの共同運営によるオークションサイト「eHammer」(イー・ハンマー)に、新たに“競り下げ式”オークションが開催できる機能が加わった。
競り下げ式オークションとは、時間の経過と共に価格が一定額ずつ下がっていき、入札者が「現在の値段で買う」と表明した時点で落札が決定するもの。入札側から見ると、待てばそれだけ安く手に入れるチャンスが出るが、同時に途中で他の人に落札されるリスクも増えるという、相反した魅力がある。現在すでにデジタルカメラや時計などがこの競り下げ式で出品されており、今後さらに拡大する方向だ。
また今回、オークションシステム自体も強化。指定の価格まで自動的に入札するビッドエージェント機能や、締切10分前に入札があるとオークションを自動延長する機能などが追加されている。
eHammerは昨年11月にスタートしたBtoCのオークションサイト。個人・法人でオンラインショップを開いているサイトを出品者対象とし、オークションページをショップ側サイト内で開けることが特徴だ。現在トップページは2万ページビュー、登録ユーザーは1万6,000人に上るという。
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■【99年11月5日】自社サイトでオークションを開催できる「eHammer」
(2000/2/22)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]