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【業界動向】

IBM、Nokiaら7社、モバイル機器向けデータ同期標準仕様の開発団体を発足

■URL
http://www.syncml.org/news.html

 携帯機器関連の主要メーカーとソフトウェア会社7社が22日、モバイル機器向けデータ同期の標準仕様の開発と普及促進を目的とした業界団体「SyncML Initiative」を発足した。参加企業は、米IBM、米Lotus、米Motorola、フィンランドのNokia、米Palm、英Psion、米Starfish Softwareの7社。今年末までに仕様を公開する予定だ。

 SyncMLは、電子メールやカレンダー、スケジュール管理、企業データベース、Webページなどのデータを、様々なネットワークやプラットフォーム、モバイル機器においてデータの同期をとれるようにする仕様。XMLをベースとするプロトコルで、MIME、vCard、iCalendarなどの標準仕様を採用する。

 現状では、機器やデータの種類によって、異なるデータ同期プロトコルが用いられている。同団体では、SyncMLを用いることで、モバイル機器と企業内サーバーやWebサーバーなどとの間で、無線および有線環境での相互接続性を実現させることを目的としている。

(2000/2/23)

[Reported by Hiroyuki Et-OH]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp