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【調査結果】

日本のオンラインショッピング経験者が1年間で2倍に-NTTグループ調査

■URL
http://www.commerce.or.jp/enq/report/enq9/index.html

 NTTグループのシンクタンク、株式会社情報通信総合研究所は24日、「買物行動とインターネットショッピングに関するアンケートIII」の結果を報告した。このアンケートはWebサイト「MIN」上で、1999年11月4日~14日まで実施された。有効回答者数は2,645名(うち指標項目有効回答者数2,434名)、男女比はほぼ同数、平均年齢は31.9歳。

 報告によると、オンラインショッピングの経験者は、1998年10月以降、急激に増加した。また、年間2回以上購入したことがある「リピーター」は、全体の約75%に達する。

 「年間購入金額」の平均は、男性が4万3,237円、女性が3万5,020円。「5万円以上」購入した人の割合も27.9%に達した。男女別の購入品目の上位は、男性が「コンピュータ関連書籍」「書籍」「パッケージソフト」なのに対して、女性は「衣類・ファッション用品」「書籍」「食品」と日常生活品が多くなっている。また、男性より女性の方が多くのショッピングサイトを利用しているという。

 「決済方法」については、男性がオンライン上での「クレジットカード決済」を利用しているのに対して、女性は「銀行・郵便振替」で後払いを好むという。また、ショッピングサイトが発行するメールニュースや掲示板を読む頻度は男性が39.1%なのに対して、女性は45.5%となっており、情報収集を多く行ない、商品を吟味してから購入するとも報告されている。

(2000/2/24)

[Reported by okada-d@impress.co.jp]


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