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http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/0002news-j/0224-1.html
三洋電機株式会社は、キオスク端末による音楽配信の実証実験を3月中旬から開始すると発表した。実験は、京都、大阪、神戸の関西圏で実施される。
実験では、キオスク端末「サウンドブティック」を利用して、音楽をダウンロード販売するほか、CDやグッズのオンライン販売も行なう。ダウンロード販売では、音楽が1曲200円、英会話学習用の時事英語が1アイテム100円で販売される。それらは、実験ではMDに記録することになるが、将来的にはSDMIに準拠したメモリーカードの使用も計画しているとのこと。なお、販売楽曲については、株式会社テレビ朝日ミュージック、エフエム大阪音楽出版株式会社らが提供する。
ダウンロード販売のほかには、CD販売、衣料品やスポーツグッズなどのインポートグッズなどをキオスク端末を使ってオンライン販売する。キオスク端末はプリンターも装備しており、歌詞カードなどをプリントアウトすることも可能だ。
なお、三洋電機は、音楽配信システムのリキッドオーディオ・ジャパンと提携している。今回の実験でリキッドのシステムを利用しているかどうかは明言していないが、今後、両社で事業展開の検討を進めていくとしている。
(2000/2/24)
[Reported by okiyama@impress.co.jp]