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http://www.microsoft.com/presspass/press/2000/Feb00/MobileExplorerPR.asp
米Microsoftは24日、独ハノーバーで開催の「CeBIT 2000」において、携帯電話向けのブラウザー「Microsoft Mobile Explorer(MME)」をSony-Digital Telecommunication Europeにライセンス供与したことを明らかにした。Sonyは、MMEを組み込んだGSM携帯電話機「CMD-Z5」をCeBITで披露する。
MMEは、携帯電話用のソフトウェアプラットフォームで、HTMLとWAPの双方の仕様に対応するデュアルモードのブラウザーや、Windows CE、アプリケーションなどのコンポーネントから構成されている。メーカーは、それらの機能から必要なものを選択して組み込むことができる。同社のExchange ServerやBackOffice Server、MSNの携帯機器向けサービスなどとの連携も可能だ。
Sonyが披露したGSM携帯電話CMD-Z5は、重さ82gで、ジョグダイヤルとT9テキスト入力技術を備えている。Sonyの製品計画担当主任であるSteffen Kieschke氏は「MMEはCMD-Z5の製品コンセプトに合致する理想的なソリューション。WAPとHTMLに加え、企業の電子メールシステムやイントラネットにアクセスできるMMEは、当社製品の市場開拓を支援するものだ」と語っている。
(2000/2/25)
[Reported by Hiroyuki Et-OH]