リアルネットワークス株式会社は、デジタル音楽管理ソフト「RealJukebox」の日本語版を3月1日に発表する。1日午後より同社のサイトでダウンロード可能になる予定だ。
RealJukeboxは、インターネット上の音楽コンテンツや、ローカルの音楽ファイル、音楽CDなどを一括して扱い、管理するソフト。CDDBサーバーからCDのアルバム名や曲名を引いてくることや、CD再生時に自動的にバックグラウンドでMP3やRealAudioなどの音楽ファイルにエンコードできる機能を備えている。1999年5月に英語版β版が発表されて以来、現在まで2,100万人以上がダウンロードしているという。
日本語版は、基本的に英語版と同様の機能を持つ。CDDBサーバー接続機能については、リアル社によると、当初は英語版のCDDBに接続するが、春以降には日本語版CDDBへの接続が可能になるとのこと。また、オススメの音楽を紹介する「get music」コーナーでは、リアルガイド日本語版などとの連携により、日本独自のコンテンツを紹介する。ほかには、RealJukeboxの画面左下には、英語版では、音楽関係のオンラインショップサイトの「CheckOut.com」、「800.com」へのリンクボタンが設置されているが、日本語版では、レンタルビデオ/CDの「TSUTAYA」へのリンクボタンが置かれる予定だ。
なお、高サンプリングレートでのエンコード機能や10バンドグラフィックイコライザー機能などを搭載した有料版の「RealJukebox Plus日本語版」についても、3月1日に同時発売される。価格は米国と同様に29.99ドル。
(2000/2/29)
[Reported by okiyama@impress.co.jp]