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米Motorolaと英Psionは、両社が保有するGSM携帯電話とモバイルインターネット通信技術について、相互ライセンスすることで合意した。
合意によりMotorolaは、PsionにGSM通信モジュールをライセンス供与する。同モジュールは、トリプルバンドGSM機能を提供するもので、将来的にMotorolaの携帯電話にも組み込まれる予定だ。このトリプルバンド技術は、米国を含む世界142カ国で使用されているもの。
一方のPsionは、Motorolaに次世代プロセッサ「Halla」をライセンス供与する。Hallaは、MotorolaやPsionが出資する英Symbianの携帯機器向けOS「EPOC」に最適化された、低消費電力のプロセッサで、動作周波数は最高200MHzとなっている。
両社の提携に関し、MotorolaのJohn Steadman副社長は「消費者は、小さくて速く、簡単に使用できる最新の携帯機器を求めている。Psionとの提携により、両社は市場の要求と一致する製品を実現できる」と語っている。
(2000/3/1)
[Reported by Hiroyuki Et-OH / yuy@ibm.net]