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http://www.sun.com/smi/Press/sunflash/2000-02/sunflash.20000229.2.html
米Palmは29日、Sun Microsystemsおよび米Sun-Netscape Allianceと提携し、「Palm OS」搭載の携帯機器を用いて、企業のアプリケーションやデータに無線アクセスできるソリューションを開発すると発表した。また3社は、世界的な共同マーケッティングを実施することでも合意した。
Sun-NetscapeのiPlanet部門は、携帯機器向けサーバー「iPlanet Wireless Server」の新版に、PalmのWebクリッピング技術などPalm OSの機能へのサポートを追加し、Palm向けの無線インターネット接続サービス「Palm.Net」を通じて企業データにアクセスできるようにする。Palmとの提携に関連して、SunとSun-NetscapeのiPlanet Professional Services部門は、企業向けの無線ソリューションを開発することを明らかにした。
3社は、この無線ソリューションを、企業やインターネット接続プロバイダー(ISP)、アプリケーションサービスプロバイダー(ASP)などに向けて販売していく。また、PalmはSunのQoS保証プログラム「SunTone」を、Palm.Netで提供する新サービスへ導入するべく検討していく。
(2000/3/1)
[Reported by Hiroyuki Et-OH]