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http://www.ibm.com/Press/prnews.nsf/jan/016DD857504FCB34852568940054D5A9
米IBMは29日、テキストや画像を含むWebコンテンツを、携帯電話やPDAなどのインターネット対応端末で読み取り可能な形式に自動変換するソフトウェア「IBM WebSphere Transcoding Publisher」を発表した。AIXやLinux、Solaris、Windows NT/2000に対応する。
同ソフトウェアはJavaベースで動作し、HTMLやXMLで記述されたデータやアプリケーションを、WMLなどの形式に変換する。既に、米SabreとフィンランドのNokiaが、Nokiaの携帯電話を用いて飛行機の予約サービスを提供する試験プログラムに使用している。
同社は、Transcoding Publisherによって、IBMのソフトウェア「WebSphere Application Server」や「MQSeries Everywhere」「Host Publisher」の機能を、携帯機器に拡大できるとしている。
同社は、3月31日にTranscoding Publisherを10カ国語で出荷開始する予定。なお、同ソフトウェアには、米国と日本のIBM Researchで開発された技術が組み込まれている。また、同技術は、IBMとAT&Tが共同開発する企業向け無線データサービスにも使用される予定。
(2000/3/1)
[Reported by Hiroyuki Et-OH]