■URL
http://www.intel.com/pressroom/archive/releases/ib030100.htm
http://www.microsoft.com/presspass/press/2000/Mar00/ExpressNetworksPR.asp
米Intelは、オールインワン型の小規模事業向けサーバーマシン「Intel InBusiness Small Office Network」を発表した。これは、複数のパソコンを接続し、インターネットへの同時接続、ファイルやプリンタの共有などの機能を利用できるというもので、米Microsoftが発表した、サーバーアプライアンス向けのOS「Windows for Express Networks」を初めて搭載している。
Intel InBusiness Small Office Networkには、リモートで操作できるWebベースのツールが付属し、サービス事業者がインターネットを通じて、顧客をリアルタイムにサポート/管理することができる。また、機器の状態をサービス事業者に電子メールで自動送信する機能「Appliance Monitor」も備えている。
同製品に搭載されるOS「Windows for Express Networks」は、MicrosoftがOEM向けに供給するもので、組み込み用OS「Windows NT Embedded」をベースとしたサーバーOS。小規模事業向けで、最大25台までのコンピューターに対応する。
なお、同製品では、標準版と高機能な「Plus」版の2種類が用意される。Plus版は、データのミラーリング機能や高速なプロセッサを備えており、オプションとしてDSLやISDNの機能を追加できる。米国では、標準版が推定小売価格1,299ドル、Plus版が推定小売価格1,799ドルとなっており、3月15日から出荷開始される予定だ。
(2000/3/2)
[Reported by Hiroyuki Et-OH / yuy@ibm.net]