理経は2日、同社が扱っている米TUT Systems社のLAN製品「HomeRun」が、大京のライオンズマンションで標準装備されることになったと発表した。
HomeRunは、電話配線を利用した家庭内ネットワーク規格「HomePNA」に準拠した製品。電話配線に相乗りする形で、1Mbpsのデータ通信と電話サービスの同時利用を可能にする。今後、ライオンズマンションで標準採用することで、新規物件全戸に高速インターネットサービスが提供される。システムの設計・構築は、KDDと東洋情報システムが担当する。
大京では、毎年1万戸以上の新築マンションを供給しているが、これら新規物件のほか、5,300棟/25万戸にも及ぶ既存のライオンズマンションについてもHomeRunによるインターネット接続サービスを展開していく方針だ。現在、東京都内の既存マンションで実験を行なっているという。
(2000/3/2)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]