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■URL
http://www.debitcard.gr.jp/
日本デビットカード推進協議会は、キャッシュカードで買い物ができる「ジェイデビット」の決済情報を集中管理する「クリアリングセンター」が3月6日より本格稼働したことを発表した。すでに昨年1月からスタートしているが、これまでは郵便貯金や都市銀行の一部など、9つの金融機関のみの対応だった。6日からは、協議会に加盟しているほとんどすべての金融機関（617金融機関）のキャッシュカード、約3万枚が利用できる。現在のところ、信用組合や農林系金融機関が未対応だが、順次利用できるようにしていくという。
また、加盟店も19社から90社に大幅に増え、約10万箇所の店舗で利用できるようになった。加盟店の中で特に目立つのは、家電販売と損害保険業だ。家電販売は開始当初から対応しているビッグカメラをはじめ、ヨドバシカメラ、ラオックス、さくらや、キムラヤ、コジマ、ヤマギワなど15社が対応。損害保険業は14社が対応し、国内の損保のほとんどが加盟店になっている。このほかにも、病院の一部やコスモ石油などのガソリンスタンド、日本パーキングなどが対応している。
なお、昨年1年間では、約39万件の利用があり、111億円を取り扱ったとのことだ。協議会では、5年後には年間利用件数11～22億件、取り扱い金額約20兆円を目指すという。
このジェイデビットの本格稼働を記念して、全国31カ所でオープニングセレモニーが開催された。東京では新宿駅東口のイベント広場「新宿ステーションスクエア」で行なわれ、ジェイデビットの年間イメージキャラクターであるヒロコ・グレースが登場。ビッグパソコン館では自らが利用デモンストレーションを行ない、PRした。
(2000/3/6)
[Reported by junko@impress.co.jp]