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■URL
http://www.world.sony.com/JP/News/Press/200003/00-0309/
ソニー株式会社、東京急行電鉄株式会社、トヨタ自動車株式会社の3社は、ケーブルテレビ網などの広帯域インターネット向けに、コンテンツ配信やオンラインサービス提供を行なうための企画会社「AII（エー・アイアイ）企画株式会社（仮称）」を設立することで合意した、と発表した。
資本金は1億5千万円。出資比率は各社1/3づつ。代表取締役には、ソニーの堀籠俊生・上席常務が就任する。
4月上旬に企画会社を設立し、10月頃をめどに事業会社へ移行。同時期から試験サービスを開始し、2000年1月頃から商用サービス開始を目指す。
現状では、通常の電話回線での接続を意識しているため、その利用環境に合わせたコンテンツに終止しているとして、すでにCATVなどを利用するユーザー向けに映像や音楽、ゲームなどの高速・大容量のインターネット環境に適したコンテンツを提供するという。サービスの提供にあたっては、コンテンツ配信や課金、ユーザー認証、著作権保護などを行なう「Main Data Center」を設置する。
同社の予測では、CATVの加入世帯は2005年に約15,000世帯を見込んでおり、それを見据えて新しいビジネスモデルのあり方を検討するとしている。
また、コンテンツの提供だけでなく、まだインターネットサービスに未対応のケーブルテレビ局に対して、導入を支援する。
(2000/3/9)
[Reported by junko@impress.co.jp]