■URL
http://www.ntt-me.co.jp/news/news2000/nws000309.html
http://www.sharp.co.jp/sc/gaiyou/news/000309-2.html
配布される液晶マルチメディアホン(左)と NTT-MEのターミナルアダプターMN128 mini-s(右下) |
配布される液晶マルチメディアホンは、シャープが昨年夏にリリースしたもの。7.7型/640×480ドットの液晶タッチパネルを搭載しており、画面を指で直接タッチして操作できるほか、ペンタッチによる手書き入力にも対応。通常の電話、ファックスの画面表示、アドレス帳といった機能に加え、HTML3.2/SSL3.0対応のWebブラウザー、5件までのアカウントに対応したメールボックスなどのインターネット機能を備えている。初心者でも簡単に扱えることから採用を決めた。
今回のサービスでは、独自のメニュー画面をあらかじめ組み込んだ液晶マルチメディアホンの専用バージョンを開発し、わくわく生活倶楽部のWebコンテンツ/サービスにワンタッチでアクセスできるようにした。コンテンツとしては、安田生命グループによる医療相談、ディノスの通信販売、ヤマト運輸の宅配サービス、JTBの旅行案内などが用意されており、phone to機能により、Web上のボタンにタッチするだけで電話がかけられるようになっている。例えば、通販コーナーの画面を見ながらお店の人に問い合わせるなどの利用が可能だ。
なお、わくわく生活倶楽部では、上記のようにインターネットと電話を同時に使用できるという利点を生かすため、ISDNでの接続が前提となる。そのため、NTT-MEのターミナルアダプターもあわせて配布される(ISDNサービスの通信料金は別途必要)。
利用料金は、ネット接続が1分7円の完全従量制プランが月額3,730円。深夜時間帯を除いて使い放題(深夜時間帯は月15時間まで)のプランが月額4,980円となっている。3年契約が前提で、途中解約の際は残金の支払いが発生する。一方、3年間利用した後は端末はユーザー所有になる。
安田生命では、顧客サービスの一つとして今回のインターネットサービスを開始することにした。4月から、同社の保険契約者に向けて案内を開始する。
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(2000/3/9)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]