■URL
http://www.microsoft.com/presspass/press/2000/Mar00/IntegratedCommPR.asp
米Microsoftは、MSNの電子メールサービス「Hotmail」にスパム排除機能「Inbox Protector」を導入すると発表した。
新機能は、日本語版を含む7カ国語版のサービスで利用可能になる。ここでは、受信したスパムメールを専用に設けられた「Bulk Mail」フォルダに自動的に振り分けるようになっており、どのようなメールを振り分けるかは、ユーザーがカスタマイズできる。
また、Hotmailでは、MSNで提供される他サービスとの連携を強化する。まず、「MSN Mobile service」と連携し、特定のメールが着信した際に、ポケベルや携帯電話、ハンドヘルド機器などの携帯機器に通知できるようにする。さらに、Hotmailのナビゲーションバーに個人スケジュール管理「MSN Calendar」へのリンクを設け、他のユーザーとのコミュニケーションを容易にするという。
勝手に送られてくるスパムにより、ユーザーのメールボックスが一杯になることもしばしば。このようなスパムを排除する機能は、電子メールサービスにとって、他社との差別化において重要な機能となる。MSNと競合するYahoo!では、1999年12月にスパム排除機能を導入している。
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(2000/3/10)
[Reported by Hiroyuki Et-OH]