このところ輸入玩具店・雑貨屋などでちらほら見かける、丸顔の人形が入った青い箱。これが今回の主役「PlayMobil」だ(プレイモービル、プレイモビルなど読み方は諸説アリ)。
パッと見て「LEGO」に間違えるかもしれないが、全くの別物だ。LEGOの主役はあくまでブロックだが、PlayMobilは身長約7cmのプラスチックの人形が主役。パッケージごとに農場や消防隊といったテーマが設定され、テーマに合わせた人形とパーツを1つの箱に納めて売られている。各セットで遊んでもいいし、パーツと人形を好きなように組み合わせて、無限の可能性を追求するのもお好み次第。1974年の誕生から現在までなんと12億個以上のセットが作られている、ロングセラーの知育玩具なのだ。
また、PlayMobilは各セットのテーマに独特なものが多い。子供のオモチャだから海賊や魔法使いなどのテーマがあるのは当然だが、“ヒッチハイクする老人”や“メディスンマン”、果ては“放浪の僧侶”など、「なぜこれをオモチャに?」と首をひねりたくなるテーマのセットがぞろぞろ。生産地・ドイツのお国柄なのかは定かでないが……?
この公式サイトでは、PlayMobilの歴史から製品カタログ、世界3ヵ所のテーマパーク「PlayMobil Fun-Park」の案内、キャラクターを使ったオンラインとプリントアウトのゲームなどが用意されている。興味を持ったら製品カタログから広大な世界を覗くのもよし、家族でゲームで遊ぶのもよし。老若男女が楽しめる、広くて深い世界への入り口を楽しんでみてほしい。ちなみにサイトは独語・英語・仏語の3か国語で提供されている。
(2000/3/10)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]