米Food.comはメディア企業、エンターテインメント企業、双方向ネットサービス企業、食品製造販売業などから合計8,000万ドルの出資を受けたことを明らかにした。これに参加したのはClear Channel、Liberty Digital、TV Guide、McDonald's Corporation、Kraft Foods、Blockbuster、Red Coatである。
Food.comはインターネット上でレストランのメニューを見せ、迅速にデリバリーやテイクアウトを出来るようにするサービスを提供しているベンチャー企業。現在米国中の16,000あまりのレストランと提携し、100万人の登録ユーザーがいる。
同社の会長兼CEOのRich Frank氏は「食事に関してWeb上で一番のデスティネーションになろうとする我々の計画には5つのポイントがある。食事にまつわる広範囲なコンテンツを提供すること、ユーザーが食事に関連する様々な決済が出来るようにすること、どのようなインターネットデバイス、PC、テレビからでもアクセスできるようにすること、デリバリーチャンネルを顧客志向にすること、レストラン業界を統合してB-to-Bサービスを提供することだ」と今回の出資を受けた理由を説明した。
(2000/3/12)
[Reported by taiga@scientist.com]