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■URL
http://www.rsasecurity.com/news/pr/000315.html
米RSA SecurityとIEEEは15日、公開鍵暗号技術の標準仕様「IEEE 1363 Standard Specifications for Public Key Cryptography」を発表した。同仕様では、RSAのアルゴリズムや他の暗号技術をアプリケーションに組み込むために必要な技術をまとめたリファレンスガイドを提供する。RSAとIEEEでは、電子商取引関連のアプリケーションなどにおいて、セキュリティを確保するための重要な役割を果たすとしている。
IEEE 1363標準仕様は、RSA公開鍵暗号方式や因数分解、楕円暗号など、現在使用されている主要な暗号アルゴリズムの詳細な定義と、それらで用いられる公開鍵暗号や電子署名などの全仕様を定義する。この標準仕様は、今年1月にIEEE-SA標準委員会の最終的な承認を得ていた。
SSLやS/MIMEといった他の標準仕様がプロトコルに焦点を絞っているのとは異なり、IEEE 1363仕様ではアルゴリズムに焦点を置き、プロトコル間の相互運用性の向上を図っている。同仕様は今年後半に一般公開される予定。
(2000/3/16)
[Reported by etoh@nakajima-gumi.net]