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http://www.americasfibernetwork.com/afn/news.htm
米エネルギーと通信企業6社は21日、高速の光ファイバー網を構築する新会社「America's Fiber Network(AFN)」を設立すると発表した。新会社は、米国東部に総距離7,000マイルの光ファイバー網を構築する計画。このファイバー網は、「全米卸売り通信市場」の約35%にサービスを提供可能になるという。
新会社に出資するのは、American Electric Power子会社のAEP Communications、GPU子会社のGPU Telcom、Allegheny Energy子会社のAllegheny Communications Connect、FirstEnergy Corp子会社のFirstEnergy Telecom、CFW Communications、R&B Communicationsの6社。
AFNは、インターネット接続事業者や長距離通信会社、無線通信事業者などのキャリヤ向けに通信サービスを提供する“carrier's carrier”となる。すでに多数の主要通信会社と契約済みだという。新会社がサービスを提供する地域は、ニューヨーク市~シカゴ間、ニューヨーク州~テネシー州間など。
米国の卸売り通信市場は、1999年には37億ドルで、成長率は30%を超えている。成長を牽引しているのは、インターネットのトラフィックと動画伝送の増加。このような成長市場をビジネスチャンスととらえ、新会社は卸売り通信市場への新規参入を図る。
(2000/3/22)
[Reported by etoh@nakajima-gumi.net]