■URL
http://www2.rad.co.jp/eM/report/netshopping-core2000/index.htm
株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメントは、一般のネットショッピング経験に関する調査結果を報告した。定期的に実施している調査「総合ライフスタイル調査CORE」の一環として実施したもので、首都圏40km圏に住む18~69歳の男女3,000人を対象にしたもの。
報告によると、パソコンを持たない人なども含めたすべての生活者の中で、ネットショッピング経験者は4.8%で、およそ20人に1人。経験者の率が高いのは30代男性(総数293人)の10.6%で、10人に1人以上。なお、ネットショッピング未経験者(総数2,857人)の中で、「利用意向有り」の割合は27.0%にとどまった。
Webユーザー(総数538人)の中ではネットショッピング経験者は21.4%。ここでも、30代~40代の男性層が、ネットショッピング経験者の割合が高いという。また、経験者の中で、2回以上利用したことがある人は65.4%にのぼり、繰り返し利用する傾向が高いと報告されている。
ほか、全体の中で、インターネット上のオークションやフリーマーケットについて、利用経験者は0.7%、見たことはある者が4.1%と、低い値にとどまった。参加意向としては、「非常に興味があって積極的に利用したい」が1.3%、「ある程度興味があって利用したい」が17.5%。反対に「あまり興味がない」が49.0%、「全く興味がない」が32.1%となったと報告されている。
なおリサーチ・アンド・ディベロプメントのマーケティング情報サイト「eM」ではほかに、支払い形態や利用経験のある商品などの集計結果が公開されている。また、eM登録ユーザーはクロス集計表のダウンロードもできるようになっている。
(2000/3/23)
[Reported by masaka@impress.co.jp]