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■URL
http://www.the-arc-group.com/
英ARC Groupは22日、携帯端末を使ったインターネット利用に関する調査報告を発表した。報告では、2005年には、Web閲覧の他にメッセージングなどを含めて、携帯端末からインターネットを利用するユーザー数は世界で10億人以上となり、デスクトップパソコンなどの固定端末からインターネットを利用するユーザー数7億4,000万人を超えると予測している。
携帯端末から利用するサービスで人気が高いのは、電子メールやファクスなどのメッセージングサービス。同社では、利用者数は、1999年の3,100万人から2005年には12億680万人に増加すると予測している。サービス内容別に見ると、金融サービスの利用者は1999年の1,200万人から2005年には7億9,800万人に、地図情報の利用者は1999年の150万人から2005年には7億8,500万人にに増加すると予測している。また、WAPによるWeb閲覧の利用者は1999年の40万人から2005年には6億1,400万人になるとしている。
ARC Groupでは、携帯インターネット市場の拡大については、ユーザーが望み、簡単に使用できるコンテンツやアプリケーションを提供することが1つの鍵となると分析する。消費者志向のサービスを提供することで、エンターテインメントサービスや他の分野のサービスを大幅に拡大できるとしている。
(2000/3/23)
[Reported by etoh@nakajima-gumi.net]