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■URL
http://www.macromedia.com/macromedia/proom/pr/2000/flashthirdparty.html
米Macromediaは28日、「Macromedia Flash」用の2種類の開発キット(SDK)を無料提供すると発表した。提供されるのは、さまざまなプラットフォームや機器に対応するFlashプレイヤーを開発するための開発キット「Flash Player source code SDK」と、オーサリングツールにFlash形式へのエクスポート機能を追加する「Flash file format(SWF)SDK」の2つ。Flash file format(SWF)SDKはすでに公開されているが、FlashプレイヤーSDKはまもなく公開される予定だ。
Flash Player source code SDKには、FlashプレイヤーのC++ソースコードと、さまざまなプラットフォームや機器に移植するための各種ドキュメントが含まれる。これまでFlashプレイヤーは、携帯機器向けのSymbianプラットフォームやWindows CEのほか、さまざまなSTBにも移植されている。
Flash file format(SWF)SDKについては、同社は2年前に、開発者に対してFlashのファイル形式を提供している。今回はそれの新版で、ファイル形式の詳細、新しいエクスポートコード、改訂版のドキュメントを提供する。すでに、AdobeやCorelなどの製品を含む30種類以上のアプリケーションが、Flash形式へのエクスポート機能を備えているという。
同社の最高技術責任者を務めるKevin Lynch氏は「既に2,220万台以上のパソコンで、Flashコンテンツを表示することができる。今後2年以内に出荷されるインターネット対応の情報機器はパソコンを上回ると予測されており、これらの次世代機器でFlashを利用できるよう、メーカーと協力していく」と語っている。
(2000/3/29)
[Reported by etoh@nakajima-gumi.net / yuy@ibm.net]