■URL
http://www.ascii.co.jp/info/release/20000329.html
株式会社アスキーは、企業や学校などでWebメールサーバーを実現するためのソフト「WorldClient 2.1日本語版」を4月21日から発売する。販売店またはダウンロード販売による。価格は、6ユーザーライセンス23,000円~無制限ユーザーライセンス380,000円。サポートが必要な場合、年間サポート料50,000円で受けられる。動作環境はWindows 95/98/NT 4.0 SP4以降。これ自身がWebサーバー機能を持っており、別途Webサーバーソフトを用意する必要はない。主にビジネスユーザーやISP、教育期間などに販売していく考え。
WorldClientは、通常のメールアカウントからPOP3でメールを読みこみ、Webから読み書きできるようにするもの。アスキーでは、PC上のメールソフトに相当する常用メール環境として位置付けており、普段のメールがどこのマシンからも同じようにアクセスできるようになるとしている。
機能としては、署名(シグネチャ)、フィルタ、ソート、アドレス帳などを装備。POP/SMTPアカウントはユーザー別に設定でき、マルチアカウントにも対応している。また、ユーザー間のアドレス帳情報の共有もできる。管理者は、ユーザーインターフェイスを自由にデザインできるほか、Webからの管理や設定変更などもできる。NTのアカウントやテキストファイルなどからユーザー名等のアカウントをインポートすることもできる。5種類のログファイルを残せるため、市販のWeb統計アプリケーションでアクセス解析などもできるという。
(2000/3/29)
[Reported by masaka@impress.co.jp]