■URL
http://www.kabu.com/
http://webtv.co.jp/
日本オンライン証券は30日、WebTVと提携するとともに松下電器産業と協力し、WebTVサービスを利用した個人投資家向けオンライン株式取引を4月1日から開始すると発表した。
WebTVで「Kabu.com」が利用出来ることになり、パソコンに不慣れな層やインターネットの経験がない投資家に対してもオンライントレードを広げていく。
同証券では、電話による取引のみを行なうことを前提に口座を開設した顧客にWebTVを紹介し、購入希望の顧客に対しては松下が販売するWebTV端末を推奨する。さらに、「Kabu.com専用ICカード」を無償配布し、これを使えばWebTVの電源を入れるとすぐに日本オンライン証券のトップページにアクセスできる。
初期費用はなく、月額4,000でWebTVサービスを月15時間まで利用できる。利用開始後25ヶ月目からこの料金は月間2,000となる(端末のローンが終わり利用料のみがかかるかたち)。端末は、松下テクニカルサービスが顧客の自宅に直接行って設置し、その後のサポートもWebTVネットワークスと共同で行なう。
また、PC経由の顧客と同様にWebTVユーザーも金融情報サービス「QUICK for kabu.com」を利用することが可能で、6月末までは情報料が無料。それ以降は年間5,000円、半年3,000円の情報料がかかる。
日本オンライン証券の口座数は3月29日現在で1万945口座あり、そのうち約2割強が電話による取引を行なう顧客だという。
(2000/3/30)
[Reported by betsui@impress.co.jp]