■URL
http://www.cesa.or.jp/
http://www.rakuten.co.jp/puyoman/(ぷよまん本舗)
社団法人コンピュータエンターテイメントソフトウェア協会(CESA)が主催する「東京ゲームショー2000春」がいよいよ開幕だ。幕張メッセで4月2日まで行なわれる。一足先に、31日に行なわれたビジネスデーのレポートをお伝えしよう。
会場では、プレイステーション2向けの新作ソフトや話題のドラクエVIIの体験コーナーなどが特に人気を集めていた。対戦ゲームをはじめとしてiモード対応のゲームサービスなども数多く出品されており、全体的にネットワークを意識したものが増えてきている
セガブース
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中でも非常に興味深かったのは、2月にDreamcastのネットワークサービス会社イサオを発表したセガのブースだ。ネットワーク対応ゲームや、iモード向けの新ゲームサービスなどをはじめ、6月に発売予定のドリームキャスト向けCCDカメラ「Dreameye」を利用したデモなど、ネットワーク関連製品が目白押しだ。Dreameyeのデモでは、撮影した画像をプリクラのようにプリントアウトしたり、撮影した画像を加工してメールで送ったり、TV電話などを実際に楽しめるようになっており賑わっていた。時間によっては、Dreameyeのカメラを使ってコンパニオンを撮影し、撮った中から好きな画像をビジュアルメモリに入れてプレゼントしてくれる。
デジタルカメラ
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このほかにも展示のみだが、今夏にも発売予定のDreamcast向けのTAや接続ケーブル、PHSと携帯電話用の接続ケーブル、CATVインターネット用LANアダプターなども出品されている。また、参考出品としてDreamcastからMP3ファイルがダウンロードできる「MP3プレーヤー」なども展示されていた。セガがどれだけネットワーク関連製品に力を入れているかがよくわかる。
バンダイブース
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バンダイのブースでは、携帯ゲーム機「ワンダースワン」のデモが大々的に行なわれている。ぜひ見ておきたいのが、ワンダースワンの拡張メールやネットサーフィン、ゲームのダウンロードや対戦などが楽しめる「WonderGate」だ。ワンダースワンの周辺機器差し込み口に通信アダプタをはめこみ、携帯電話で接続する。ほかに専用ソフトが必要。PHSには対応していない。NTTドコモが発売する予定で、発売時期は未定としているが、会場では商品パッケージも展示されており、発売はそう遠くないのではないかと思われる。実際にネットに接続してみたところでは、少々重たい印象。文字は、ワンダースワンのソフトキーボードで打ち込むようになっている。しかし、本体の定価4,800円のゲーム機でここまでできるとは、感慨深い(もちろんインターネットをするには別途WonderGateが必要)。自由に触れられるようになっているので、ぜひ触ってみよう。
WonderGateのパッケージ
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実際に接続している画面
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コンパイルブース
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コンパイルは、ブース内で記者発表会を行ない、広島にあるキャラクター商品販売店「ぷよまん本舗」を、インターネットの楽天市場で開始したと発表した。あの「ぷよまん」がインターネットでも購入できるようになった。また、無料ホームページサービスを行なっているガイアックスと提携し、4月半ばにもコンパイルユーザー向けに無料ホームページサービスを開始することを明らかにした。
(2000/3/31)
[Reported by junko@impress.co.jp]