■URL
http://www.egroups.co.jp/
無料のコミュニケーションサービス「eグループ」がリニューアルし、機能が大幅に強化された。eグループではリニューアルのためにサービスを一時停止しており、予定していたサービス停止期間よりも1日少々遅れ、4月3日夕方のスタートとなった。
今回のリニューアルでは日本語対応を強化し、文字化けなどの問題が大幅に解決された。投票機能もアップし、従来設問の選択肢は8つまでだったが、最大25個まで設定できるようになった。共有フォルダも強化され、ファイルを定期的に自動的にメンバーに送信できるようになった。共有フォルダのファイルには、日本語で説明文を付加できる。さらにセキュリティ面も強化され、各機能ごとにアクセス権限が設定できるほか、メールの添付ファイルを許可するかどうかの設定も可能になった。また、グループに参加させたくないメンバーを設定できる、ブラックリスト機能も追加された。
さらに、厳選されたメールマガジンを購読できる「eマガジン」サービスが開始され、現在、「HOT WIRED JAPAN」が購読できるようになっている。eグループに登録していれば、Web上だけで読む、週一回ダイジェストで配信するなどの設定も簡単にでき、参加ボタンを押すだけで購読できる。
なお、現在のところ、グループの紹介が一時的に英語のグループのみになっているが、日本のグループ紹介は4月11日オープン予定。
一方で、なくなった機能もある。利用者数が少なかったことから、ボイスチャットと個人の予定表が廃止された。グループの総合予定表も現時点ではないが、近日中に復活予定とのことだ。
今後の予定としては、いよいよチャットと検索機能の日本語対応も近日中にリリースするという。また、ユーザーが設定した情報に基づいて、eグループが厳選したさまざまな情報を無料で配信するサービス「e情報サービス」も開始予定。さらに、ユーザー待望のメッセージの連番機能を開発中とのことだ。
(2000/4/3)
[Reported by junko@impress.co.jp]