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■URL
http://www.net2phone.com/cgi-bin/pagemerge.cgi?outer=press_releases00&inner=03_31_2000_ATT
http://www.net2phone.com/cgi-bin/pagemerge.cgi?outer=press_releases00&inner=03_31_2000_yahoo
AT&Tに率いられたコンソーシアムは31日、インターネット電話大手のNet2Phoneに総額14億ドルを出資することを発表した。このコンソーシアムの他のパートナーにはLiberty MediaやBritish Telecomなどがいる。
今回の契約によってコンソーシアムはNet2PhoneのClass A株式を400万株、1株当たり75ドルで購入する。さらにコンソーシアムは現在Net2Phoneの大株主であるIDT Corpから1,490万株分Class A株式を1株当たり75ドルで購入する。このコンソーシアムによる総額約14億ドルの取引でAT&Tの占める分は51%に当たる。
さらにコンソーシアムとIDTは、IDTが保有するNet2PhoneのClass A株式1,000万株の先買権をも得た。もしこの権利が行使されると、コンソーシアムはNet2Phoneの48%を保有することになる。
今回のこの出資によって、AT&TはNet2Phoneと共同でケーブル電話やビジネス通信の分野における新しいインターネット音声通信アプリケーションを開発するほか、AT&TとIDTがNet2Phoneの技術を低価格でライセンスできるようになった。
さらに同日行なわれた別の発表で、Yahoo!がNet2Phone株280万株を自社株80万6,000株と交換し、この総額約1億5,000万ドルの取引によってNet2Phoneの5%を得たことも明らかになった。
(2000/4/2)
[Reported by taiga@scientist.com]