ソニーグループは3月、銀座のソニービルと大阪のソニータワーに、eコマースサービスを展示するフロア「Network Style」をオープンした。その記者向け説明会が4月3日に開催された。

　Netwok Styleでは、PCを並べて関連会社のeコマースサイトを展示し、その場で利用できるようになっている。アテンダント（説明員）によるガイドなども用意し、来客にネットワークサービスやeコマースを身近なものとして利用させるのが狙い。

　展示されているサイトは次のとおり。

　ソニーの出井伸之社長は、ソニービルができて33年間「新しいこと」をやってきたと語り、「今度は“インターネットビル”だ」という考えから、まずインターネットフロアをオープンしたと説明。やがては本当に全館インターネットビルにしたいと語った。

　また、こうした動きはネットワークとバーチャルの時代に逆行するのでは、との声もあると説明した上で、「ネットワーク時代にこそ人の集まる場所を」「ビルそのものがネットワーク。いわば“ソニービルディング・ドットコム”」「バーチャルとリアルのリンク」と語った。