■URL
http://www.uknow.or.jp/
http://www.uknow.or.jp/uk_now/e-link/docs/e-link1_j.htm
バトル外相と受賞校・川越女子高の生徒たち
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「E-Link」は日英間の学校同士の交流をインターネットを用いたコミュニケーション手段を活用して促進するプロジェクトだ。応募資格は英国人JET教師を採用しているすべての中学・高等学校で、英国の学校とのリンクをどう活用するかなどの意見を英文で提出。審査の結果、全国170校の応募のなかから4中学と1高校が選ばれた。受賞校には富士通のPCが贈呈されるほか、ブリティッシュ・テレコムと日本テレコムの支援でインターネット接続料が1年間無料になるという特典が与えられる。なおJETはJapan Exchange and Teaching Programmeの略で、外務省が語学指導などの目的で実施している外国青年招致事業。'99年度は37ヵ国から約5,800人が来日して授業を行なっている。
授賞式にはジョン・バトル外務担当閣外相、スティーブン・ゴマソール駐日英国大使、外務省武藤審議官、さらに受賞校の生徒代表らが出席。ジョン・バトル外相は「初めて日本に来た20年前には手紙1つ届くにも100日以上かかったが、現在はクリック1つで距離を飛び越えて会話ができ、友人にもなれる。皆さんがお手本となって、これからの英日のリレーションシップをインターネットを使って作っていってほしい」と述べ、各校代表に賞状を手渡していた。
受賞校は今後1年にわたって、英国のパートナー校と協力しながらインターネットを使った交流に取り組んでいく。学校ごとに「ブラスバンド部が英国校とリアルタイムのジョイント・コンサートを行なう」(北海道・白石中)、「ビデオを使った2カ国語のサイトを立ち上げる」(宮崎県・三股中)など、さまざまなアイディアが登場している。各校の取り組みは、追ってサイト上で紹介されていく予定だ。
(2000/4/5)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]