■URL
http://www.apple.com/darwin
http://www.apple.com/pr/library/2000/apr/05darwin.html
米Apple Computerは5日、今夏出荷予定の次期OS「Mac OS X」のコアを採用したオープンソースのOS「Darwin 1.0」を発表した。同社サイトで無料配布しているほか、CD-ROMを20ドルで提供する。同社は併せて、新版の「Darwin Streaming Server」を発表した。
Darwinは、FreeBSDと「Mach 3.0」カーネルをベースとし、ドライバ開発用の「Kernel Extension Developer Kit (KDK)」に対応する。Darwin 1.0はプロセッサに依存せず、PowerPCやIntelプロセッサ上で動作可能。
Darwin Streaming Serverは、ストリームサーバー「QuickTime Streaming Server」のオープンソース版で、従来版はMac OS X ServerやFreeBSD、Linux、Solarisに対応している。新版ではWindows NTにも対応し、プラットフォームの拡大を図る。新版は5月に公開される予定。
(2000/4/6)
[Reported by etoh@nakajima-gumi.net]